彼女になる |
今日は、彼女マネージメントです。
気遣い、心配り、わかってもらいたい、
好きにさせる、魅力を感じさせるというイメージ。
職場における人間関係は生産効率に非常に
大きな影響を与えます。採用時、まだスムーズに
コミュニケーションが取れない様な時期、
良好な人間関係のベースを作る為に彼女マネージメントも
使います。気遣いや心配りで、こちらの事を好きになって
貰います。前述の母性マネージメントと違うところは、
こちらからの働きかけで接触頻度を高め、対象を良く
知り、こちらの事も良く知って貰う事。大きく受容して
見守り、対象が困っていたり、へこんでいたりするのを
察知して手を差し伸べたり、安心感を与えながら育てる
という母性マネージメントに比べ、こちらを好きになって
もらうという事を目的として、積極的に好意を示し、
気を引くために世話を焼くといったイメージ。対象が
感じるのは安心感という穏やかな心情ではなく、カッコいい
ところを見せよう、出来るところを見せよう、そうでないと
与えられている好意を失う可能性があると思わせるような態度です。
成果を上げた時には「素晴らしい・・」「よくやってくれました・・」等
と大げさに褒め称えたり、プレッシャーに感じる程過度な期待感を表現する
などの一方、対象が成果を上げられない時やしくじった時等は、極端に
ガッカリして見せる、また極端に悲しい表情をする等、両サイドに極端な
感情表現をして見せます。ただ、この時同時に厳しく叱責したり、
指導したりしてはいけません。そうするに至る前の段階で使います。
期待に応えよう、もっと褒められたいと励み、失敗した時に真逆な
極端な反応を目の当たりにする事で、どうすれば気持ちよく、
どうすれば不快なのかを身をもって体験させます。